大げさな標題ですが,いつものとおり大した話ではありません。
ここ10年くらいは書籍・雑誌の購入は主にオンライン書店というか,Amazon.co.jpを利用していました。
その理由は
- 近隣に書店がない(いちばん近いところで3km先)
- 取り寄せを頼んでもやたらと時間がかかる
- 旭屋書店とか書泉ブックドーム 1)この旭屋書店の店舗と書泉ブックドームはいずれもすでに閉店など,取り寄せを頼むとあからさまに嫌な対応をする書店があって嫌気がさした
- カウンターで「CQ出版の・・」とか言うと「しーきゅーって漢字でどう書きますか?」と聞き返すジュンク堂2)そのジュンク堂書店にはCQ出版社の専用棚があるみたいなところがあってさらに嫌気がさした
というあたりでしょうか。
要は欲しい本は店になく取り寄せすら嫌がられすぐに買えないので,そこまでして売る気がないのならこちらからお断りということです。
Amazon.co.jp以外のオンライン書店も送料がかかるため,書店店頭受取りで利用していたこともありますが,それらでも何回かトラブルがありました。いくつか例を挙げると
- e-honの書店受取りは「厳封で引き渡し」となってるのに2回も封を開けられて「検品?」されてた。
- Honya Club(の前身:名前忘れた)では,到着メールが来て引き取りに行ったら,そんなのは知らないと追い返された。
- 楽天ブックスではキャンセルになったものに対して,返金の問い合わせをするとそれは答えられないと意味不明の回答があった。
- honto(の前身のbk1)では口座振替で支払い手続きをしようとしたら支払を拒否され,問い合わせると「お前の銀行口座が悪い」というこれまた意味不明の回答があった。
- セブンイレブン(セブンネットショッピング)のコンビニ受取は,詳しい店員さんが不在だと受取までに30分近く待たされる。
と,あらためて書いてみると変な話ばかりです。当然セブンイレブン以外のこれらの件に対しては,執拗にクレームを入れて先方の非を認めさせました(笑)。
特にbk1の支払の件は先方のシステムのバグだったにも関わらず,原因はお前の口座だと執拗に言われて非常に気分を害した記憶があります。セブンイレブンの件は店員さんに非があるのではなく,店頭で覚え切れないくらいの複雑な処理を要求するセブンイレブンが悪いと思っています。
一方,Amazon.co.jpに対しては,問い合わせで日本語が通じない(!)などのトラブルはいくつかあったものの,先方から暴言を吐かれることもなく普通に利用できる状況が続いていましたが,今月(2023年3月)初めくらいから,ヤマト運輸の営業所での受取りとPUDOステーションへの配送が出来なくなってしまった模様です。
SNSなどを見ていると,PUDOステーションで受取りとした注文が理由も示されずに一方的にキャンセルされたような話も出ています。
Amazon.co.jpもパックシティジャパン(PUDOステーションの運営会社)もこの件については公式なアナウンスはされていないようですが,Amazon.co.jpからは非公式には
「PUDOステーション側のシステム障害のため,当面PUDOステーションへの配送を休止する」
という案内がされているようです。私もパックシティジャパンに照会してみましたが
「Amazon側の都合で,PUDOステーションでの受取を休止しており,再開時期は未定」
という回答があり,結論は同じですが微妙に内容が異なります。
1ヶ月近くこの状況で何の進展もありませんのでおそらくシステム障害ではなく別の理由ではないかと思いますが,いずれにしろ営業所やPUDOステーションでの受取が出来ないとなると,来るかどうかがわからない再配達を待たされることになりますのでAmazon.co.jpを使うのはしばらく控えることにしました。
と言うことで,久しぶりに「リアル書店」を利用しつつあります。
昨今は在庫検索から取り置き・取り寄せがWebで完結するなどいろいろと使い勝手が良くなっていて,これだと本屋のカウンターで「は?」と言う/言われることもなく,また在庫切れで取り寄せでも以前のようは数週間ではなく数日,早い場合は数時間で受取可能3)大きなチェーン店の場合,他店に在庫があればそれを引き当ててくれるというシステムになってるようです。つまり最初に挙げた4つの「不満」のうち,3つはほぼ解消となってますので,今までの主義主張を転換し今後は普通に書店を利用しようかと思っています。