ベロクラフトのブログに650Aのタイヤが絶滅危惧種になってるという話が出ています。
https://www.velocraft.jp/blog/post-656/
パナレーサーのツーリストカスタムというのがちょっとよくわからない(Webには掲載されていない)のですが,650x38Aのコルデラヴィとは別の製品で,650x35Aの細いタイヤのようです。2018年までARAYAのTURに使用されている650x35AのSPも生産終了となり,(ベロクラフトさんの基準では)マラソンやワールドツアーは太くて,かつ,重いため論外らしいので,結局残るのはグランボアのルナールだけ,ということになるのだそうです。
で,TURの2019年モデルからはインドネシアのDELI社製のタイヤが使用される,と書かれており,最近発行されたARAYAの2019年度版カタログにもその旨が明記されています。
DELIと言えば,先日バーストした私のFEDのチューブに刻印があったメーカーですね。
ちょっと調べると,この会社は650A(S-140)と650B(S-172)のCITY CYCLE向けタイヤをカタログに載せています。しかもサイドはオープンサイドかどうかは不明ですがアメ色です。しかもS-140はETRTOで27-590とあり,かなり細いタイヤだと思われます。
実際にはARAYA専用で650x35Aが生産されるものと思われますが,詳細はもちろん不明です。また現時点ではこの会社の国内代理店というのは見当たらないのですが,新家工業を通じて輸入販売するという方向になれば,選択肢が増えるのですが,どうなるでしょうか。
一方,上記で重くて論外と言われてる,マラソンは700g,ワールドツアーは590gです。
私はこの2つのいずれかと交換するつもりでいたのですが,パナレーサーのサイトを見てると,これらと同程度,あるいは軽量のシティサイクル用タイヤがいくつか見つけられます。以下のURLで検索可能です。
https://panaracer.co.jp/comparison/
で,その結果は確認してもらうとして,サイドがどうしてもアメ色でないとダメという向きには,Custum Tough(650g)が,別に黒でもいいというのであれば,550gのスーパーハード(折りたたみ)という製品が存在します。
特に後者のスーパーハード(折りたたみ)は現在FEDで使ってるデルタクルーザー(670g)よりもはるかに軽量です。
IRCの製品はまだ調べきれていませんが,FEDはもともとサイドが黒のタイヤが付いていますので,スーパーハード(折りたたみ)に交換しても違和感はないでしょう。
シンコーや共和にもサイドがアメ色のシティサイクル用タイヤがありますが,重量などが不明なので,そういうのも調べてみる価値はありそうです。