AIは判断出来ない

投稿者: | 2023年6月20日(火)

帰宅したら郵便受けに郵便の不在連絡票が入っていました。
差出人は「JCB」で,配達記録郵便ですがこの時期に届けられる郵送物に心当たりがありません。
JCBカードは持っていますが有効期限はまだ数年先です。
ここで考えていても仕方がないので,とりあえずカードの裏面にある電話番号に電話をかけることにしました。
以前は06で始まる電話番号も書いてあったはずですが,今は0422で始まる電話番号だけです。
電話をすると,いつものように自動音声で案内が流れるますが,何々の件は何番を押して・・ではなく。

「AIが判断して適切な窓口を案内するので,発信音のあとに用件を話せ」

のようなことを言われて,何これ?状態です。
素直にオペレーターに繋いでくれたほうが早いのに,と思いつつ

「JCBから書留が来てるらしいのですが,何なのかわかりません」

と答えると,しばらくお待ち下さいとなって,次に出てきたのは

「お支払い金額の照会は1番,お支払いについてのご相談は2番を押して下さい」

という「いつもの案内」に似たのが出てきました。
ところが「いつもの」とは違って,「もう一度・・」とか「前のメニューに戻るには・・」という案内がなく,1番か2番以外の選択を示して来ません。
当然どちらとも話が違うので,何も押せずにそのまま待っていたら「お支払い金額の照会・・・」と同じメッセージが3回くらい繰り返されたあとに,

「ご用件が認識出来ませんでした。オペレーターにお繋ぎします」

となって,ようやく話が進みました。
この間の数分間,フリーダイヤルではないので電話代を負担するのは私です。

で,本来の用件について調べてもらったら,カードと同時に発行してもらっていた「QUICPay コイン」の有効期限が近づいているので新しいのを送りました,とのこと。
あのコイン型カードの有効期限ってどこでわかるのか?って聞いたら,外周の黒い部分に刻印してあるので確認しろ,と
・・今まで気づかなかったがよくよく見ると「カード番号」(JCBカードとは別の番号が振られてる)と「2023/07」の文字列がありました。
と言うことでこの話は一件落着となりましたが,どんなAIなのかは知らないけどこれでは「定型」以外の問い合わせには何も対応出来ないのではないか,のような気がします。

ちなみに,このQUICPayコインの有効期限は発行後7年間で次は2030年7月となっていました。
今となってはApplePayがありますが,いちいちWalletを呼び出さなくてもいいので結構便利です。