標題は,ニュースなどで「今回の台風は,昭和36年1)今やこう言われても何年前の話なのかわからないので,西暦表示にしてもらいたい。ちなみに1961年の第2室戸台風と進路が似ている」と繰り返し言ってたので,勝手に命名しました。
室戸というのは高知県東南端の町の名前で,大きな被害が出た台風の名称にされて,市の関係者は心外ではないかと思いますが,実際はどうなのかは知りません。
前置きはこの辺にして:
大阪で大きな被害と報道されている今回の台風ですが,常置場所周辺ではクルマの横転もありませんし,建物の倒壊もありません。が,いくつかの街路樹2)多くはイチョウが折れて,銀杏が散乱,看板なども一部破損しているものを見かけました。あと工場などにある「スライドさせて開閉する門扉」が倒れているのを3ヶ所ほど見かけた・・あたりが今回の周辺での「被害」でしょうか。一般に報道されている「被害」と比べれば,同じ大阪市内であってもかなり軽く済んでいます。
14時ごろに風が急に向きを反転させて,かつ相当強くなり,建物が軽く揺れ始めて大丈夫か?とは思いましたが,もはや外に出ることも出来ないため,じっと過ぎるのを待っていました。過去にいくつかの台風に遭遇していますが,風で建物が揺れるほどの強風は記憶がないので,今回のがいちばん強力だったのでしょう。それでも幸いにもベランダに出してあったアンテナは折損せずに耐えてくれました。
あとで調べると近くのアメダスでは瞬間最大風速35m/sだったそうです。
雨も結構降ったと思いますが,このあたりは意外と治水対策が出来ているので,冠水などもしなかったと思われます。
と言うことで,私に関しては何事もなかったかのように日常に戻りました。