年末に故障した電気給湯器ですが,年末年始の休みを挟んだこともあって,先日,ようやく交換工事が終わり日常生活に戻りました。
私はよく知らなかったのですが,屋内設置型の機種では,設置スペース(=筐体の大きさ)と配管や電気系統のポートの位置が決まってるので,最初から配管をやり直すようなことをやらない限り,同一メーカーの後継機種以外の導入は事実上不可能となってるそうです。
つまり最初に販売に成功したメーカーは,機器の更新のたびに買ってもらえることになります。住宅設備機器の営業は競争が大変だという話を聞いたことがありますが,こういうカラクリがあるので,ということでしょうか。
設置工事は,既存の故障機器を撤去して,新品を設置しタンク内の空気を抜く(=通水して蛇口をしばらく全開にする)という作業で,朝の8時半頃に作業員の方が来られて(1名だけでした),終わったのが午後1時半頃,それからお湯が湧き上がるまで約6時間程度かかり,1ヶ月ぶりに自宅で入浴することが出来ました。いずれにしろ風呂が自宅にあるのは有り難いことです。
電気代については,おそらく20年前に製造販売された従来の機種よりは「節電」になってるものと思われます。偶然にも,給湯器が使えない期間がちょうど料金の計算期間と一致しており,先月は先々月と比較して電力使用量が5分の1程度に落ち込んでいたことがわかってるのですが,それがどのくらい戻るのか,は来月以降の楽しみに取っておきます。
ちなみに今回の交換に関しては,給湯器の所有者は私ではなく,かつ私の故意,または重大な過失により故障したものではないため,契約に従って私の費用負担は一切ありません。管理会社の人が当日の朝に来られて,途中まで立ち会われていましたが,そのあと何をもって検収としたのかはわからないままです。