利用しているプロバイダ(J:COM/ZAQ)でIPv6アドレスのオプションサービスを申し込んでいるのですが,私のmac miniではこれが繋がらない1)実際は「繋がらないように見える」だった,という事象が頻発します。
モデムの再起動とかケーブルの抜き差しをやっても,復活したり,しなかったりで,サポートに連絡しても
「macOSなどを使ってるお前が悪い」(意訳だがほぼ原文)
「モデムに繋いでいるルーターが壊れてるとしか考えられないので,そのメーカーに文句を言え」(同上)
「そもそもIPv6など必要なのか?」(同上)
などの暴言を次々と吐かれ,さらに不愉快さが増大するので,もうサポートには連絡せずに放置してました。
で,何かのタイミングでIPv6で繋がって,しばらくそのままで使えていたのですが,メンテナンスで数時間回線を止める,ということがあってから,またずっと繋がらなくなりました。
サポートに電話しても暴言を吐かれるだけですし,事実上,支障もないのでそのまま半年ぐらい使っていたのですが,たまたま先日,ネットサーフィン(死語)をしてたら,こんな記事を発見。
https://ayano.hateblo.jp/entry/2015/01/03/164951
は?と思いつつ,ここに書いてある手順でやってみると,mac miniがIPv6のアドレスで接続できるようになりました。
この記事を書かれた方がどこにお住まいかは知りませんが,少なくとも大阪からかける電話のサポートでは,上記の通り暴言のオンパレードで,こんな話を聞いたことがありません。またモデムに繋いでいるルーターにはmac mini以外にこのサーバーの他,複数の機器が接続されているので,メンテナンスのあとに繋がらなくなった,という話もこれで説明できます。2)ケーブルモデムのメモリがリセットされて,たまたま最初に接続したmac mini以外の機器にアドレスを振った,と推測
冷静に考えれば,ルーターのDHCPサーバーはIPv4にしか対応しておらず,IPv6は「パススルー」なので最初に認識した機器に振られるのはあたり前なのかも知れませんが・・・
まあいずれにしろ,これで原因と対策がわかったので,もうこの件ではあの暴言サポートには頼ることはないでしょう。
なお,モデムがMACアドレスを記憶してるらしく,モデムの電源が落ちるとか,回線がとまるということがない限り,一度接続した機器に対しては,再起動させてもIPv6で接続できるようです(未確認)。