J:COMのIPv6提供再開

投稿者: | 2023年2月26日(日)

以前にこんな記事を書いていますが,この後いつだったか忘れましたがJ:COMは「新サービスへの移行のため」と称して,いったんIPv6アドレスの提供を中止しました。
その後それが1年ぐらい前に再開したことを,つい先日知りましたが,こういう重要な情報をWebサイトの極めて分かりにくいところだけに掲載する意図は不明です。
ここ1年くらいに開通したユーザーに対してはデフォルトで提供されているようですが,それ以前からの契約者は別途申し込みが必要で,それがオンラインで済ませることが出来ずに何とカスタマーセンターへ電話して手続きをする,というこれもよくわからない「制限」がかけられています。
とは言うものの,ここで文句を言ったところで話が進まないので,仕方なく電話しました。
この種の電話窓口の例に漏れず,10数分待たされた上でようやくオペレーターと話をすることが出来て,話を進めましたが今回もやはり

「何に使うのですか?」

という暴言を吐かれました(笑)。
新規契約者にデフォルトで提供している機能に対して,この質問は何なのでしょうか。通常なら激昂してるところですが,そこは大人なので(笑),怒りを抑えつつ

「前に使っていたからです」

とわざと回答にならない返事をしたのですが,それ以上先方から何も言われませんでした。やはり何の目的で尋ねているのかはわかりません。
ここはやはり「それはお答えできません」とでも言ってやれば良かったかとも思いますが,まあいいでしょう。
ケーブルモデムの機種によっては交換が必要となるそうですが,私のところにある機種ではそのまま使えることの確認が終わったあと

「翌日以降に,モデムの再起動をしてアドレスを確認してください」

と言われて手続きは終わりです。
翌日に指示通り,モデムの再起動をしてIPv6のアドレスが振られていることを確認して,今回の件は無事終了です。

ネット上ではIPv6にすると通信速度が速くなるはずなのに,J:COMではそうならない最低のプロバイダという文言を見かけますが,そもそも「IPv6で速くなる」というのが何らかの誤解のようで,J:COM自身もIPv6にしても高速化はしないと明言しています。さらに言えばこのような文言を掲載しているサイトには必ずどこかのプロバイダのアフリエイトバナーがありますので,何を意図してるのかは明白です。
とは言うものの「最低のプロバイダ」ということには同意しますけど。