CASIO fx-JP900CW

投稿者: | 2023年10月29日(日)

と言うことでまた関数電卓を買ってしまいました。
コレクターなので仕方ありません。

今回の購入品は,カシオ計算機が満を持して(?)発表した新しいCLASSWIZシリーズです。実用的にはJP500CWで十分だと思いますが,まあせっかくなので最上級機種のfx-JP900CWをお買い上げです。Yahoo!ショッピングの某店で6000円という破格で販売していました。

前シリーズと比較すると,少しキー配置が変わっているのと,ひとつのキーに割り当てる機能を2つまでに限定し,割り当てられなかった機能はメニューから選ぶ,という方式に変わっています。あと「数式通り入力」が徹底していてたとえば,1/2×10^2を入力すると,こんな感じです。左が前シリーズのfx-JP500,右がfx-JP900CWです。

同じ答えにするのなら,JP900CWではこう入力します。
つまり数式内の10のべき乗に関する扱いが「正しくなった」ということになります。

 

今までの方式がイレギュラーだったのですが数学教育の現場から改善の要望があったのでしょうか。
で,この件でいくつか酷評されているようですが,正しい進化だと思いますし慣れれば済む話でしょう。個人的には筐体に前シリーズのような変な模様がなくて,文字が格段に見やすくなったことがいちばんの利点でしょうか。
なお前回に触れた角度の換算の件についてはまったく改善されておらず,相変わらず数多くのキー操作が要求されます(笑)。ちなみにシャープの関数電卓では同じような角度の換算をする場合はキー操作が最大2回で済みます。
私はどちらかと言えばシャープ派で,EL-509Tとこの間買ったEL-501Tを使うことのほうが多く,筐体上の印字もシャープ製のほうがはるかに見やすいという印象です。