【追記:2019/01/07】Web上での説明は更新されていないようですが,iOSアプリのVer.4.4.0からアプリ上で「儲値卡」の登録が出来るようになりましたので,下記の方法によらずにチャージできるようになりました。
Webでは該当するメニューは見当たりませんので,アプリのみの機能だと思われます。
また外国発行のクレジットカードは相変わらず使用できません。
と言うことで,前回の記事の「後日」がやってきました。
前に書いたように,遠傳電信のプリペイドでは外国発行のクレジットカードによる「チャージ」は出来ません。そこで,前回の訪問時に台北市内某所1)站前地下街で購入しましたが,他にも購入できるところがあるそうですで,こんなものを入手しておきました。
遠傳のリチャージカードです。額面はNT$150ですが,145元で売ってました。
以前はコンビニエンスストアでも販売されていたようですが,最近はマルチメディア端末でレシートを発行する方法に移行したそうなので,このカードそのものを販売しているところはそれほど多くないようです。
裏面がスクラッチになっていて,それを硬貨などで削れば14桁の番号が出てきます。
残念ながら,Webやアプリではリチャージが出来ないので,電話をかけて登録する以外の方法はありません。
登録方法は以下のページに出ています。
https://www.fetnet.net/prepaid/top-up/convenience-store.html
上記URLの説明はあまりにも省略が多いので,以下,日本から行う場合を含めた「補足」を書いておきます。
(1)日本国内からは遠傳の回線ではありませんので,0936-000-777に電話をかける必要があります。KDDIならば010-886-936-000-777です。
(2)ガイダンスは中国語と英語の両方で流れました。遠傳自身も最初に「1」を押せば「言語選択メニュー」となり「4」を押せば英語に変わる,というようなことを書いています2)https://www.fetnet.net/cs/Satellite?c=Page&cid=2041425870887&pagename=eCorporate%2FPage%2FecoMainContentPageT2が,今回はずっと英語が流れましたので「言語選択」はしていません。なお日本語のガイダンスはありません。
(3)まず最初に「リチャージする携帯電話の電話番号を入力しろ」と言われます3)遠傳の回線で777に電話する場合はこの操作は不要ので,電話番号を入力します。
(4)そのあと「1」を押せば,リチャージのメニューに入って,PIN Numberを入れろというようなアナウンスが流れますので,カードの裏の番号を入力します。
(5)しばらくお待ち下さい・・となって,何もなければチャージ完了です。アプリやWebで確認できます。4)台湾国内だとSMSが来ます
と言うことで,以下のとおり有効期限が2019年5月11日まで延びました。
「儲値金餘額」=チャージ残高は音声通話料金に充当されますが,データ通信容量はこの金額の範囲内で購入可能です。
今回,ちょっとうっかりして有効期限内に更新するのを忘れていたのですが,期限が過ぎて3日以内にリチャージすると同じ電話番号を引き続き利用できます。5)遠傳のカスタマーセンターの回答に拠る。またリチャージできなくなってもカスタマーセンターに申し出れば,期限後1~2ヶ月であれば,すぐにリチャージすることを条件に同じ電話番号を引き続き利用出来る場合があるそうです(未確認)。ただし日本語は通じませんので,英語か中国語で問い合わせる必要があります。
このリチャージカード自体には有効期限が設定されておらず,購入後何日以内にチャージしないと無効,というわけではなさそうです。同様にセブン−イレブンなどのマルチメディア端末で発行されるレシート状の「儲値卡」でも有効期限などは記載されていませんので,滞在時に何枚か購入しておいて,上記の方法でリチャージすれば,半年ごとに台湾に行かなくても電話番号が維持できるものと思われます。
そこまでして遠傳の電話番号を維持しなければならない理由についてはお答え致しません(笑)が,台湾大哥大では外国発行のクレジットカードが使えるらしい(未確認)ので,利便性だけで考えると,外国人観光客としてはそちらを選んだほうが良いのかも知れません。