諸般の事情で延期となっていた,法定の定期健診を受けなさい,という通知が来たので行ってきました。
今回は勤務先からの指定で,ガスビル1)大阪瓦斯ビルヂング。1933年竣工の名建築の裏にある「大阪府結核予防会総合検診センター」なる施設で受診です。
で,ここはまあ酷いところでした。
胃のX線撮影があるというのに,なぜか朝ではなく,午後の12時45分来院時間厳守,と言われ,前日夜から絶食の上,10分前くらいに到着したところ,さほど広くない待合いスペースに100人以上の人があふれててびっくりしました。
当然,4人がけの椅子に4人着席です。これも久しぶりに見ました。
時間厳守と言われてたはずなのに,受付はなぜか「先着順」で,番号札を取って待つように,と言われましたが,それがなんと50人待ち。
その間,密着・密集・密閉(かどうかは知らないが,そもそも建物自体が窓が開けられる構造になっていない)の状況で待機させられます。
玄関で体温測定をやって,かつマスク着用とは言え,昨今の状況下ではこれはないでしょう。結局,私が受付に呼ばれたのは約1時間後で,時間厳守とは何だったのでしょうか。
この施設,名前の通り感染症の拡大防止と予防に関する活動をしている団体が運営しているはずですが,昨今の状況下でこのようなことを平気でやってる,ということは,感染拡大防止の活動などは最初からする気もなく,単にできるだけ健診受診者の数を増やして,利益をあげることだけを優先しているように見えます。
そんなところにこんな名称を名乗らせていいのかどうか,疑問です。
検査は指定された順序で進むのですが,なぜか胃のX線が最後に設定されており,前述のとおり前日夜から約20時間ものあいだ絶飲食を強いられる,ということになり,その点も不満です。
その他,細かいところで「何やここは?(怒)」と思わされることがいくつかありましたが,それは割愛します。
今までいろんな病院・診療所に行ってますが,ここまで酷いのは初めてです。
それは別として今年の健診も無事に終わりました。そのうち要精密検査の通知が来ることでしょう。
↑1 | 大阪瓦斯ビルヂング。1933年竣工の名建築 |
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