初めてのPCR検査

投稿者: | 2023年1月29日(日)

順序が逆になりましたが,2022年の年末現在では,非居住者が台湾に入境する際には,7日間の自主防疫期間が設けられています。
2日おきにPCR検査を行い,陰性の場合は防疫規範を遵守した上であれば行動に制限はなく行政機関に対する報告義務もありませんが,陽性の場合は滞在地の県または市の保健所に相当する機関に申告して指示に従う必要があり,違反者には多額の罰金が科せられることになっています。また宿泊先に関しても隔離施設に移ることになります。
昨年(2022年)末まではこの隔離および治療にかかる費用は感染者の国籍および居住/非居住にかかわらず無償でしたが,今年の1月からは非居住の外国人に対しては無償の対象から外されましたので,旅行者に対しては「旅行保険に加入を」と呼びかけています。
そのPCR検査ですが,入境者に対し,空港での入国審査前に以下のような4回分の検査キットが配布されます。唾液ではなくて,鼻に綿棒を突っ込むタイプのものです。

私は火曜日の夜遅くにに入境しそのまま夜行バスに乗ったので,水曜日と金曜日の朝に「自主検査」を実施。当然,いずれも陰性でした。
「C」のところに赤い線が出れば陰性,とのことです。

ルール上は48時間おきに検査だそうですが,日曜日の朝には桃園国際空港の出発側の制限エリアにいましたので,検査は2回だけです。
1日の入境者は20万人だと言われていましたので検査キットは毎日20万個も配ってることになり,私が心配する話ではないですがそれにかかる費用も相当なものですが,水際対策としては当然というのが彼の地の行政機関の考えなのでしょう。知らんけど。