台南市立図書館新総館

翌日はいろいろと話題になってる，台南市立図書館新総館にも行ってきました。
従来の「台南市立図書館総館」は台南公園内に残っていますので，「市立図書館」と称する施設が2ヶ所あることになります。なお台南市内にはこの他に市立の図書館が43ヶ所もあるそうです。

この図書館に関してはYoutubeにいろんな動画があがっていますのでそちらを見て下さい。
地下には，台南市内に数ヶ所の店舗を持つ DYCコーヒーが運営するカフェレストランが入っています。

昼食代わりに「日式咖喱丼」という謎の日本料理？をいただきました。

周辺は区画整理？されつつあるところで，何でこんなところにまとまった土地があるのか，と思えばどうやら隣接する軍の施設の一部が別のところに移転して，この種の施設が新しく造られた模様です。

で，台湾ではここだけではなく，桃園や屏東にもカフェ併設の大きな図書館があります。
台南市立の他の図書館も結構規模が大きく，たとえば水道博物館の所在地の山上区は人口が7000人に満たない小さな街ですが，図書館は3階建ての大きな建物です。
彼の地の事情はよく知りませんが，少なくとも日本の地方自治体と比較すると，この種の施設にかける予算の桁が違うのかも知れませんし，それが許容される文化があるのでしょう。あくまでも個人的な印象ですが，少なくとも大阪の図書館は単なる「公営貸本屋」¹⁾少なくとも私の経験では民間委託の結果リファレンスカウンターで相談してもまともな回答が返ってこないし，そういう機能は必要ないと考えているとしか思えない，としか考えていないことを思うと，うらやましい限りです。