今月(2018年7月)末で,自転車保険が満期になります。
大阪では条例で加入が義務付けられているため,今月中に今の保険を継続するか,別の商品に乗り換えるかを決めなければいけません。
一昨年からサイクルベースあさひとau損保の「サイクルパートナー」に入ってるのですが,保険料の値上げと保障範囲の一部縮小というのがあって,それにちょっと同意しかねるところがあり,早々と継続しないつもり,としてたのですが,なかなか保険料と保障内容のバランスが良いものが見つけられなくて,現在に至っています。
巷には「おすすめの自転車保険」と称したWebサイトが多数存在しますが,あの種のサイトは(今さら私が指摘するまでもないのですが),保障内容や保険料などとは関係なく,単にアフリエィトの料率が高いものだけを載せており選択の参考にはなり得ません。
さらに保険商品ごとに保障内容が微妙に異なるというのも悩ませる理由の一つです。
たとえば,条例で加入必須としてるところで販売されているもの,具体的には,損害保険ジャパン日本興亜(株)が引き受けて,一般法人自転車安全対策協議会 が代理店となってる商品では,
「自転車の所有,使用または管理に起因して他人にケガを負わせたり,他人の財物を壊したりした等によって法律上の損害賠償責任が負った場合に保険金をお支払いします」
という「制限」が明記されています。この「自転車に起因して・・」というのは一緒に加入する傷害保険側にも付けられていることが多いようです1)「サイクルパートナー」も傷害保険部分は「被害者か加害者が自転車利用中の事故に限定」という特約がついています。一方個人損害賠償責任のほうは,自転車利用中という制限がありません
一方,他の商品では,上記の冒頭の部分が「日常生活に起因して・・・」となっていて,自転車を利用中かどうかは無関係に保障されるというもの2)たとえば商店の店頭で高価なものを壊した場合も保障対象になるもあり,この2つで保険料に劇的な差3)当然,前者が安くなってるが,月額にすれば10円とか20円程度の差しかないがない,というのも悩みどころのひとつです。
傷害保険側も「自転車に起因する事故」に限定されるものと「交通事故一般」が対象になってるものがあって,これも保険料に劇的な差が付けられていません4)さすがに「日常生活においてケガをした場合に保障,のものは保険料が跳ね上がります。
そんなこんなで現時点ではいくつか候補はありますが,まだ結論は出ていません。
どうしても決まらない場合は,サイクルパートナーを継続することになると思いますが,いずれにしろ早々に決着させるつもりです。どうなるでしょうか。