ヘルメットは試着できない

投稿者: | 2018年7月31日(火)

OGKのFM-8というヘルメットを3年半ぐらい使用しています。
「ヘルメット3年寿命説」に従えば,買い替えの時期ということで新しいものを物色中です。
私は普段着で自転車に乗るので,派手な色の派手な形状のヘルメットは避けたいという特殊な事情もあり,3年前にはその条件を満足しそうなのはこのFM-8ぐらいしかなかったのですが,昨今はヘルメット着用というのがじわじわと広がっていった結果,「普段着でも違和感がない」ものの選択肢が増えました。

一方,正論・・と言うといろいろ語弊がありますが,その正論として「ヘルメットは必ず試着しましょう」と主張があります。たとえばOGKも「かぶってから選べ」と言ってますね。
http://www.ogkkabuto.co.jp/hg/ind.html

ヘルメット業界というのがあるかどうかはよくわかりませんが,おそらくOGK以外のメーカーもそういう共通認識を持っていると思われます。
それはそれで,当然のことながら反論の余地もないのですが,とは言うものの,これって商品の選択肢をかなり狭くしない限り不可能です。

たとえば,今使っているFM-8にしても,店頭で見かけたのはわずか2回/2軒だけ,梅田のモンベル1)常時展示しているわけではないようですと某所のイオンバイク以外で置いてあったのを見たことがありません2)今のモノはご多分に漏れず通販でお買い上げ,ですし,「普段着でも違和感がない」ような,KOOFUブランドのCS-1とかBC-Viaというのも,自転車イベント以外で実物を見たことがありません。
一般にヘルメットを大量展示しているような梅田の某店とか堺筋本町の某店とか信濃橋の某店とか・・あと他にあったかな?,などでは,価格10000円以下の商品は少なくとも店頭には出していない,という印象です。店舗側から見れば店舗の面積は有限ですし,利益率が一定であるならば単価の高いものを売ったほうが良いに決まってるので,そうなってしまうのも仕方ない,というのが現実で,製造販売元がそのことに気づいていないとは考えられません。
製造販売側が正論を唱えるのは結構ですが,本当に「安全のためには試着が必要」と考えているのであれば,もう少し現実的な選択肢を準備してもいいのではないか,と思うのですが。

いずれにしろ,今回もおそらく試着せずに通販で買うことになろうと思います。
狙ってるのはMETの20 MILESかKOOFUのBC-Viaあたりですが,夏の間は暑くて自転車には乗らないので(笑),9月ごろまでに決めるつもりです。それまでにどこかで試着できればいいのですが,たぶん無理でしょう。
最悪(?)の場合は,サイズが分かっているFM-8を買い直すことになるかも知れません。

References
1 常時展示しているわけではないようです
2 今のモノはご多分に漏れず通販でお買い上げ,です

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