昨年末に税務署から,「電子申告(e-Tax)のIDとパスワードを発行するから,平日の昼間に税務署に来い」という,ハガキが来ました。
昨年に確定申告書類を郵送などで提出した人に無差別で送っているようです。
要は,マイナンバーカードとカードリーダーがなくてもオンラインで申告できるようになったので,税務署まで来て手続きをしろ,ということのようです。
書類をプリントアウトして,郵送すること自体を,それほど面倒だとは思っていないので,スルーしようと思ったのですが,たまたま平日に時間が取れたので,税務署に行ってきました。
その手続きですが,何のことはなく単に「本人確認書類」を,係員に見せて,カウンターに置いてあるノートPCで,どこかのサイトにアクセスして,そこに住所,氏名,生年月日,メールアドレス,電話番号を入力して終わりでした。
こんなのであれば,わざわざここに来なくてもオンラインで出来るやろ,と思いましたが,そうしない理由は不明です。しかも,この手続は住所地を管轄する税務署だけではなく,全国の税務署で出来るそうなので,ますます税務署に「出頭」させる意図と目的は理解できません。
まあ私が理解できるできないというのは,先方にとってはどうでもいい話なので,文句行っても取り合ってもらえないでしょうが,官公庁の申請システムというのは,「電波りようこ」ちゃんを始めとして,何やねん,これ?というのが多く,多少嫌気がさしています。
ということで,各種書類を準備して,今年も僅かながらの税金を取り戻すために,今月中には申告を終わらせる予定です。
なるほど,マイナンバーカードを使わないで申告するための(マイナンバーカードに代わる)本人確認って事なんですね.