macOSをBig Surにバージョンアップしたときに,ふと思い立って,El Capitanのときに作って以来,放置していた,外付けのインストーラーも合わせて作りました。
El Capitanでは,8GBのUSBメモリで間に合ったのですが,Big Surは12GB以上の容量が必要なので,そのまま上書きが出来ずに,16GBのUSBメモリを入手してから作業開始です。
作り方はこのあたりに書いてあります。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201372
で,数日後。
システム環境設定で「Macを自動的に最新の状態に保つ」という設定にしているため,Big Surのアップデート(11.1)が勝手にインストールされたのですが,再起動後にマウスは動くのに,キーボード(HHKB Lite 2)からの文字入力が出来ません。
起動ディスクの選択や,セーフモードでの起動はできるので,キーボードそのものを認識していないのではなく,文字入力だけがダメで,いずれにしろこれではログインも出来ません。
BootcampでWindowsを起動させると普通に使えるので,キーボードそのものには不具合はない,ということを確認した上で,いろいろ調べたところ,HHKBのドライバの不具合であることが判明。
で,対応としては「アップデートした場合はドライバを削除しろ」と書いてあるのですが,ログインが出来ない状況では削除すら出来ません。
とりあえず上記のUSBメモリで起動させて,ターミナルあたりで削除できないか?と思ったのですが,なぜかunistallコマンドが使えないので,それもダメ。
こんなときのために,安価なUSBキーボードをひとつ持っておく,のが常識だそうですが,そういうものも手許にありません。
仕方がないので,ハードディスクを初期化してBig Surの以前のバージョンを再インストールし,TimeMachineから復元する,という手を使うことにしました。この作業は過去に何回かやってるので,特に滞りなく終了。無事にログインして,ドライバを削除で一件落着です。
とりあえずドライバのアップデートが出るまで,macOSのアップデートはやめておきます。
外付けのインストーラーの出番がこんなに早く来るとは思いませんでしたが,これも備えあれば・・ということになるのでしょうか。
HHKB Lite2は生産終了となり,今後のサポートもあまり期待できない可能性もあるので,適当なところで,新しいキーボードに買い替えたほうがいいか,と思って「後継製品」を「US配列」「メンブレンスイッチかメカニカル」「有線」「テンキーレス」「価格7000円ぐらい」という条件で物色中ですが,なかなか難しそうです。